
Gemini 3.7 Flashは、費用の安さだけでなく、前の世代からの伸びも見逃せませんわ。同じ性能帯のモデルとの違いも見ていきましょう。
Gemini 3.7 Flashの料金と使いどころ
Googleは8月13日、コーディングとエージェント処理を主用途とするGemini 3.7 Flashを公開しました。API料金は2026年末までの導入価格で、100万トークン当たり入力0.75ドル(約120円)、出力3.75ドル(約600円)です。 円換算は1ドル160円で計算しています。Googleの発表
前のGemini Flashから伸びた点
Googleが公開した前世代のGemini 3.6 Flashとの比較では、コード生成の正答率、ソフトウェア開発の評価、WebDev Arenaのすべてで数値が伸びています。

同程度のモデルと比べた費用
Artificial AnalysisのIntelligence Indexでは、Gemini 3.7 Flashは56、GPT-5.6 Terraは57、Claude Sonnet 5は55です。性能帯が近い3モデルで、同じ評価を1回実行した費用を比べると、Gemini 3.7 Flashは約64円でした。

| モデル | Intelligence Index | 1タスク当たりの費用 |
|---|---|---|
| Gemini 3.7 Flash | 56 | 0.40ドル(約64円) |
| GPT-5.6 Terra | 57 | 0.51ドル(約82円) |
| Claude Sonnet 5 | 55 | 1.72ドル(約275円) |
比較の前提
3モデルのコンテキスト長はすべて100万トークンです。Intelligence Indexは、Geminiをhigh、GPT-5.6 TerraとClaude Sonnet 5をmaxの推論設定で測った値です。
100万トークンでできること
Googleの目安では、テキストはおよそ4文字で1トークンです。100万トークンなら約400万文字。AIエージェントでは、依頼文だけでなく、読んだ資料やツールの結果、生成したコードや文章もトークンとして数えます。
AIエージェントでの費用の目安
- 短い資料を読み、要点と返信案を作る:入力1万・出力5千トークンで約4円
- 複数の資料を読み、情報を整理して表の下書きを作る:入力5万・出力2万トークンで約18円
- 既存コードと関連資料を読み、改修案とコードを作る:入力20万・出力8万トークンで約72円
考えるためのトークンやツールの結果も使うため、AIエージェントの利用量は、読ませる資料と試行の回数に応じて増えます。この価格なら、定型的な修正やデータ整理、毎回同じ形式で行う情報収集には、Gemini 3.7 Flashを積極的に回していけます。
トークンの数え方を確認する資料
今週のニュース
8月13日(木)のAIニュース
- GitHub Copilot、Agent Plugins 1.0の利用範囲を拡大 (外部サイト)🌐 GitHub Copilot
- Gemini、外部アプリやサービスとの連携を拡大 (外部サイト)🌐 Google AI・Gemini
- Vercel、複数のコーディングAIをAI Gatewayへ一括設定 (外部サイト)🌐 Vercel
- ChatGPTの広告提供が日本でも開始 (外部サイト)🌐 OpenAI
- Figma MCP、CodexやClaudeからWeaveツールを実行可能に (外部サイト)🌐 Figma
8月14日(金)のAIニュース
- Gemini 3.7 Flash、開発者向け提供を開始 (外部サイト)🌐 Google AI・Gemini
- OpenAI、GPT-5.6 SolのUltrafastを限定プレビュー (外部サイト)🌐 OpenAI
- Amazon Quick、Microsoft 365内で一般提供 (外部サイト)🌐 AWS Artificial Intelligence
- DeepSeek API、ピーク・オフピーク料金へ変更 (外部サイト)🌐 DeepSeek
- Anthropic、複数AIエージェントの協調リスクを公開 (外部サイト)🌐 Anthropic

