2026年8月27日のAIニュース
今日は、「Google、音声認識モデル「Gemini 3.5 Transcribe」を公開」、「Claude、チャットとCoworkで共通のメモリを利用可能に」、「Vercel AI Gateway、動画生成の非同期処理に対応」などが気になりますわ。セバスチャン、順に説明してくださる?

📑 この日のニュース7件
- 01Google、音声認識モデル「Gemini 3.5 Transcribe」を公開🌐 Google DeepMind
- 02Claude、チャットとCoworkで共通のメモリを利用可能に🌐 Claude by Anthropic
- 03Vercel AI Gateway、動画生成の非同期処理に対応🌐 Vercel Changelog
- 04動画生成モデル「Wan 3.0」、Vercel AI Gatewayで利用可能に🌐 Vercel Changelog
- 05Vercel AI Gateway、MiniMax M3とM2.7を9月6日まで無料提供🌐 Vercel Changelog
- 06GitHub Copilot、企業管理のプラグイン市場で自動更新に対応🌐 GitHub Changelog
- 07GitHub Copilot、企業向けのモデル既定ポリシーを一般提供🌐 GitHub Changelog
Google、音声認識モデル「Gemini 3.5 Transcribe」を公開
🌐 Google DeepMind
Googleは、音声認識モデル「Gemini 3.5 Transcribe」を公開しました。85を超える言語の自動判定、発言の言い直しや不要語の整理、録音音声の話者識別と単語単位の時刻記録に対応し、リアルタイム音声と録音済み音声を別々のAPIで処理できます。
会議や通話の記録を、発言者や時刻を含む文章へまとめやすくなります。多言語の顧客対応や議事録作成では、聞き直しと手直しを減らす候補になります。
🔎リアルタイム処理はLive API、録音済み音声はInteractions APIを使います。3人を超える話者の識別は試験的な対応であり、利用料金、データの取り扱い、対応する入力形式は導入前に確認してください。
Claude、チャットとCoworkで共通のメモリを利用可能に
🌐 Claude by Anthropic
Anthropicは、ClaudeのチャットとClaude Coworkで同じメモリを使えるようにしました。Claudeが記憶した内容をトピック別に閲覧し、利用者が編集・削除できるほか、会話中に変わった予定や前提も次の作業へ引き継げます。
同じ前提をチャットとCoworkへ何度も説明する手間を減らせます。継続案件では、目標や社内用語を引き継いだまま資料作成や調査へ進めます。
🔎Free、Pro、Maxではメモリが既定で有効です。TeamとEnterpriseでは管理者が利用可否を管理し、利用者ごとのメモリは初期状態で無効です。健康や信条などの機微な話題を保存する設定も初期状態では無効です。
Vercel AI Gateway、動画生成の非同期処理に対応
🌐 Vercel Changelog
Vercelは、AI Gatewayの動画生成を非同期で実行できるようにしました。Webhookで完了通知を受け取る方法、短い間隔で状態を確認する方法、処理を開始して後から結果を取得する方法を選べます。
動画の完成まで一つの通信を開き続けず、Webサイトや業務システムへ生成処理を組み込みやすくなります。長い処理をキューへ預ける構成では、タイムアウトを避けながら別の作業を進められます。
🔎利用には最新版のAI SDKとAI Gateway providerが必要です。完了通知の署名確認、再試行時の重複防止、生成結果URLの有効期限を実装時に確認してください。
動画生成モデル「Wan 3.0」、Vercel AI Gatewayで利用可能に
🌐 Vercel Changelog
Vercelは、Alibabaの動画生成モデル「Wan 3.0」をAI Gatewayへ追加しました。テキスト、画像、動画、音声を参照素材に使い、最大30秒、30fps、最大1080pの同期音声付き動画を生成できます。
商品紹介やサービス説明の動画を、一つのモデルで複数の素材から試作できます。Web制作では、静止画からの動画化や開始・終了場面を指定した演出を検討しやすくなります。
🔎モデルIDは「alibaba/wan-v3.0-video」です。動画と音声の参照素材には公開URLが必要で、最初と最後の場面を指定する機能は他の参照素材と同時に使えません。料金と生成物の利用条件も確認してください。
Vercel AI Gateway、MiniMax M3とM2.7を9月6日まで無料提供
🌐 Vercel Changelog
Vercelは、AI GatewayでMiniMax M3とM2.7をGMI Cloud経由で無料利用できる期間を設けました。専用の無料モデルIDを使うことで、2026年9月6日まで推論料金なしで試せます。
コーディング支援や文章処理に使えるモデルを、利用料を抑えて比較できます。本採用の前に、応答品質や速度を実際の業務データに近い試験内容で確かめられます。
🔎無料モデルIDは「minimax/minimax-m3-free」と「minimax/minimax-m2.7-free」です。無料期間の終了後はこのIDがエラーになるため、継続利用する処理では通常のモデルIDと課金先への切り替えが必要です。
GitHub Copilot、企業管理のプラグイン市場で自動更新に対応
🌐 GitHub Changelog
GitHubは、企業管理設定に登録したプラグインマーケットプレイスごとに、自動更新を有効にできるようにしました。設定でautoUpdateを有効にすると、対応するクライアントが更新を確認し、そのマーケットプレイスから導入したプラグインを更新します。
社内で配布しているCopilot向けプラグインを、利用者ごとの手作業に頼らず更新できます。仕様変更や不具合修正を全員へ行き渡らせる運用を組みやすくなります。
🔎自動更新の対象にするマーケットプレイスは、strictKnownMarketplacesの許可リストにも含める必要があります。Copilot BusinessとCopilot EnterpriseのGitHub Copilotアプリ、Copilot CLI、Visual Studio Codeで一般提供されています。
GitHub Copilot、企業向けのモデル既定ポリシーを一般提供
🌐 GitHub Changelog
GitHubは、Copilot BusinessとCopilot Enterpriseで、一般提供モデルの既定ポリシーを正式提供しました。未設定のモデルと今後追加される一般提供モデルは企業の既定ポリシーを引き継ぎ、個別に有効・無効を選んだモデルの設定は維持されます。
Copilotで新しいモデルが追加されたとき、管理者が個別に設定していなくても企業方針を自動で適用できます。利用者へ見せるモデルを一括管理しやすくなり、部署ごとの設定漏れを減らせます。
🔎ポリシーの適用は2026年9月1日にかけて段階的に進み、企業ごとに開始時刻が異なります。既定ポリシーが有効な場合、未設定の対象モデルは利用可能になりますが、オープンウェイトモデルとGitHubのデータ保持契約の対象外であるモデルは既定で無効です。